ジェーシービー企業年金基金

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基金からのお知らせ

[2008/03/25] 
年金特別便が送られてきたら

社会保険庁から「年金特別便」が送られてきたけれど、どうしたら良いのかという問い合わせが、当基金に寄せられています。とりあえずの注意点を以下に記します。

持ち主を特定できない記録2,025万件で最も多いと見られるのが、結婚前の記録が旧姓のままになっているものです。記録に疑問がある時に送り返す書類には旧姓を書く欄があります。ここに旧姓を記入しませんとその後の調査は進みません。

また、生年月日が誤っている記録も多いようです。これは「就職条件をクリアするために年齢を偽ったケースもある」といわれています。いずれにしましても、特別便を受け取った方は、社会保険事務所で運転免許証や住民票を示せば、比較的簡単に生年月日を変更でき、照合が進む可能性があります。本名は「由美子」だけれど「由美」の名前で就職し、厚生年金記録が作られてしまうこともあります。こうしたケースでは特定が難しいため、自発的に名乗り出た方が良いと思われます。

現役加入者の場合、特別便の加入暦を年金手帳と見比べてください。当基金の母体企業(JCB)では従業員の年金手帳を一括管理しているので、その場合には人事部にお問い合わせください。

すでに年金を受給している高齢者は、家族や昔の同僚と話しながら「自分史」を書き出して、特別便の加入暦を点検する工夫も大切です。安易に「国のデータは正しいに決まっている」と思わないことも大切です。

(2008年3月15日(土) 朝日新聞 朝刊より)

ご不明な点がありましたら、ジェーシービー企業年金基金までお問い合わせください。

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