年金記録漏れを注意喚起する「ねんきん特別便」の現役加入者向けの発送が２３日に始まりました。対象となるのは会社員や主婦、自営業者等約6,200万人です。送付を始めた現役世代は、コンピューター上での照合作業で記録が宙に浮いていないとされた人たちです。しかし、社会保険庁の入力ミスなどで記録が漏れている可能性があり、確認してもらうことになりました。

送られるのは加入記録一覧である「年金記録のお知らせ」と「年金加入記録回答票」などです。郵送を基本としていますが、厚生年金や共済年金に加入する2,200万人には勤務先経由で送られます。勤務先経由の場合には、社会保険庁がまとめて勤務先に特別便を送ったうえで、本人の手元に届くことになります。

約5,000万件の宙に浮いた年金記録のうち、４割にあたる2,025万件が特定できていません。特別便に記載された加入記録で、どの年金にも加入していない空白期間がある人は記録漏れの可能性があり、注意が必要です。社会保険庁は１０月末までには全加入者への発送を終える予定としています。当社では、人事部経由で社員の皆様に特別便を配布する予定です。（５月１３日記載の当ＨＰ参照）社会保険事務所の特別便相談窓口は、平日以外にも土曜日、日曜日開庁し、対応しています。

７月の土曜日、日曜日　　午前９時３０分～午後４時

専用ダイヤル（０５７０・０５８・５５５）　受付は午前９時～午後５時（２１日のみ相談を休む）

 

６月２４日　日本経済新聞・朝日新聞朝刊より